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「矯正展」とは何?確定死刑囚が暮らす拘置所での刑務作業の製品展示や購入もできる

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拘置所といえば、法務省が管轄の刑事施設であり、刑事事件で刑罰が確定していない「未決拘禁者」や死刑確定が出ている「死刑囚」が収容されているところです。

そこでは、懲役刑受刑者の改善更生を目的に刑務作業が行われ、日用品や家具などさまざまな製品が作られています。「矯正展」は、これらを展示・販売し、刑務作業の重要性や現状の認知を広げる広報活動の一貫として開催されています。

駅や、商業施設などで実地される場合もありますが、その中でも拘置所にて行われる「矯正展」は普段は一般人が足を踏み入れることのない刑事施設で実施されることもあり人気です。

刑務作業製品は質が良く安価であることで人気

販売されるのは革製品や木工製品が多く、これらは刑務官の監視、そして専門職員(作業専門官)の指導によって製造されるために質が良く安価で根強いファンも多いそうで、早めに行かないと売り切れてしまうほどみたいです。

これらの売り上げは製品の原材料購入資金として使用されるほか、一部は、犯罪被害者支援団体への助成金としても活用されるという。

「矯正展」は他にもイベントが

普段は入れない拘置所では模擬店や刑務官による職務演習・刑務作業体験などがあり、刑務作業の重要性や現状などについて、国民のみなさまに広く知ってもらいたいために色々と工夫されています。

東京拘置所では例年1万人近くの人が来場するくらい人気のようです。

東京拘置所で毎年開催されます

東京拘置所(東京都葛飾区)で「 東京拘置所矯正展」が開催

是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

東京国際フォーラムでも開催されます

第64回全国矯正展(全国刑務所作業製品展示即売会)

『再犯防止を支える人たち~職業訓練と就労支援~』

令和6年11月23日(土)
令和6年11月24日(日)

二日間に渡り開催されるようです。

全国各地の「矯正展」

全国各地で開催されている「矯正展」は法務省ホームページにて確認できます。

法務省:~各地の矯正展情報~ (moj.go.jp)

ご自身の住まいの近くで開催されてたら足を運んでみるのも良いかもしれません。

政治家の河野太郎さんは刑務所製の革靴を愛用

2023年には「X」にて河野太郎さんはご自身が愛用している靴の写真を投稿し、「長い間キャピックの徳島刑務所製カンガルー革の靴を愛用していたのが、いつからかカンガルー革がなくなって牛革になり、今日、法務大臣と打ち合わせの後、法務省の地下のキャピックに行ったら、徳島刑務所製の靴がなくなっていて、札幌刑務所の靴を試すことにしました」と刑務所作業製品を愛用していることを明かしています。それだけ、質が良いのでしょうね。

まとめ

悪いことをしなきゃ、なかなか入れない(入りたくはないが)拘置所。このイベントで施設に入って見学できるのは、この「矯正展」の時だけなので、1万人以上が来場するのはうなずけますね。

また、東京拘置所はもっとも規模が大きく、2023年末時点で1605人を収容。うち47人は確定死刑囚が収容されています。あの時の事件の死刑囚が今もここに暮らしているのかと思うと感慨深くなりそうです。

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この記事を書いた人

いらっしゃいませ!Strange商店へ
私は50代の主婦です。
気になっているトレンドや人や事象、商品を紹介しています。
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まいど!

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