アリシアクリニックが経営破綻【大手脱毛医療クリニック】契約者は？

アリシアクリニックが経営破綻【大手脱毛医療クリニック】

大手医療脱毛の「アリシアクリニック」の経営元の法人が、２０２４年１２月１０日に東京地裁に自己破産を申請し、破産手続きに入ったそうです。

破産手続きに入ったのは、「アリシアクリニック」を経営する医療法人社団「美実会」と一般社団法人「八桜会」で、負債は2法人でおよそ124億7000万円で、債権者の数は9万1818名と過去最大規模の消費者被害になりそうとのことです。

今現在、すでに「アリシアクリニック」は営業を停止しています。

契約者はどうなる？

通常は自分の通っている脱毛サロンが倒産した場合、全額の返金を受けることは難しいです。

倒産した事業者が法的手続きを取り破産が確定すると、事業者の資産は破産管財人（弁護士）の管理下に置かれます。そのため、消費者が事業者に返金を求めても直接払い戻されることはありません

消費生活センター（商品やサービスに関する苦情や問い合わせを専門の相談員が受け付けている機関）に相談するのもいいかと思います。

また、「アリシアクリニック」の破産管財人の発表によりますと、利用者が支払った代金のうち、まだ施術を受けていない分の返金は「極めて難しい状況」だとしています。

ここも銀座カラーとの繋がりが

両法人は、美容脱毛サロン「銀座カラー」を運営していた（株）エム・シーネットワークスジャパンのグループ法人として事業展開していたが、2023年11月頃に同グループを離脱していました。

いきなりの破産が多い脱毛サロン

大手の脱毛クリニックや脱毛サロンは、ビジネスモデル自体が遅かれ早かれ破綻する仕組みが多いようです。

具体的に言うと、ほとんどの脱毛サロンは、回数券などの前払い制であり、その売上金を使って、人件費や機器購入、家賃などの運転資金に流用しています。

また、派手に広告に費用をかけています。

倒産すると契約者は泣き寝入りのパターンが多いようです。

脱毛サロンに通う際には前払いのような契約はできるだけ控えて、都度払いが正解のようですね。

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まとめ

ここのところ、脱毛サロンで良い話は聞かれませんね。

脱毛サロンはかなり金額は高いので、倒産でお金が戻ってこない、脱毛も中途半端なんてことはできるだけ避けたいですよね。